温かみにあふれた店内は「子どものためのカフェ」をコンセプトとしているそうです。
地下1階から中2階までのフロアで構成されており、中に入ると、まるで森の大樹の中にもぐりこんだかのような世界観に包まれます。内装や小物の全てがかわいらしく、ジブリ作品を想起させる人も多いという店内には、子どもしか入れないくらいの小さな部屋が設けられているなど、遊び心も満載です。
「クルミドコーヒー」の特色は何といっても、クルミをふんだんに使用した各種喫茶メニューと水出し珈琲です。まずはクルミメニュー。各テーブルに殻付きのクルミが設置してあり、お一人様ひとつまで自由に持ち帰ることもできるクルミドコーヒーでは「くるみパフェ」や、<くるみミルク>という独自製法のミルクを使用してつくられる「くるみのカフェオレ」といった、クルミ尽くしのユニークで魅力に満ちたメニューに溢れています。「くるみのカフェオレは非常に滑らかな口あたりと優しい味わいで、お子様でも飲めてしまうのではないか?と思えるくらい丸みのあるあたたかなテイストに仕上げられています。
つぎに「水出し珈琲」ですが、クルミドコーヒーは全国的にも珍しい「暖かい水出し珈琲」が堪能できる貴重なお店なのです。珈琲の成分は、水の温度が低いと通常は全く成分が溶け出ませんが、代わりに長い時間をかけてじっくり溶かし出すように抽出すると、信じられないようなコクと奥ゆき、圧倒的な味わい深さを堪能することが出来ます。非常に贅沢な抽出方法であり、こちらのホットの水出し珈琲の味わいは、一度口にすると決して忘れられない珈琲体験となるでしょう。クルミドコーヒーで注文することのできるホットの水出し珈琲は、お湯で抽出する通常のホット珈琲では決して表現できない、圧倒的な滑らかさを誇ります。