珈琲豆はたとえ同じ品種であっても、生産国の珈琲農園ごとの区画単位の土壌や気候、栽培から収穫後の精製や品質管理よって、全く異なる味わいのものとなります。
ペルー
ペルーに初めて珈琲が持ち込まれたのは1740年あたりと実は歴史は古いのですが、そこからむこう100年ほどは、ほとんどが国内消費で外には輸出されていなかったそうです。
ペルーは珈琲の栽培にとても恵まれた栽培環境をもっているものの未だにインフラ整備が整っておらず、これが上質な珈琲を生産することへの大きな障害になっているそうです。
ペルーの珈琲は柔らかく丸みがあって適度なコクがありますが、なかなか最高品質との評価を得られずにいました。現在ではみずみずしい豊かな酸味や、奥行きのある個性的なフレーバーが感じられる素晴らしい品質のものが出てくるようになりました。